きらめく夜の一部始終②
ブラウスはすっかり脱がされてしまい、ブラジャーも首のあたりまでずれてしまっていた。
啓太が私の裸の胸に顔を埋め、頬ずりする。
「温かい、いい臭いがする」
乳房が掴まれてまるで乳を絞り出すように扱かれた。そして、突き出た乳首に舌先がそっと触れた。
その瞬間、私は声を上げていた。
乳蕾はこれまでの愛撫で盛り上がり、突き出た乳頭が恐ろしいほど敏感になっている。そこを舌でたっぷりと責められた。私は身体をくねらせ、思い切りいやらしい声をあげて悶える。
啓太は乳首を唇に含み、吸い上げ、舌先で細かいバイブレーションを与え、そして優しく噛んだ。
「ああっ」
私は喘ぎながら快感に身を仰け反らせる。
指が下腹部に伸びてきた。陰裂に沿って蠢いていたかと思ったら秘肉をかき拡げて私の中に入ってくる。
「すごく感じているんだ。もうぬるぬるになっている――」
啓太はそういうと指を啓太は私に見せた。
私の花弁をかき分け、柔らかな肉襞を蹂躙し、ピチャピチャといやらしい音をたてながら蠢いていた指。
べっとりとした白濁物が付着している指。白い糸が指と指の間でキラキラ光っている。
もうすぐ、私の中に啓太が入ってくる。啓太の固く勃起したものが私の中に入ってくる。私は脚を開いて、力を抜いて、彼のものを受け入れよう。彼は私にまたがり腰を振る。それに合わせて私も腰を振る。
私はそんなシーンを頭の中に描いていた。それは私の期待だったのかもしれない。そうはならなかった期待。さあ、いよいよと思った瞬間に啓太は私から身体を引いてしまったのだ。
なぜ?
放り出された私は、何が何か分からず啓太を見た。
彼は意地悪そうに微笑んでいる。
「今夜は二人でたっぷり愛し合おう――でも、その前にシャワーを浴びてきなさい――」
啓太はさっきまで私の中に入っていた指を廊下の方に向けた。私は濡れ光っている指を見る。その先に、浴室があるようだ。
私はお預けを食わされたように思った。
でも、自分の汗の臭いも気になる。私は首を縦に振ると、脱がされたブラウスを抱えて浴室に向かった。
暖かなシャワーが心地よかった。
身体全体がほぐれていく。このお湯でこれまでの色々なものをすべて流し去る。そして、きれいな身体で啓太に抱かれたい。
私はシャワーの中でそう思った。
それにしても、さきほどの乱れ様!
あっという間に身体がとろけるようになって、あんなにも濡れてしまった。そして、快感に身悶えし、甘い声を上げて脚を開いていた。
あれはいったい!
さきほどの行為を反芻して、私は顔を赤らめた。
石鹸をつけて身体を洗い始める。さきほどたっぷりと愛撫を受けた場所を指で特に念入り洗う。
この部分は清潔にして臭わないようにしなければいけない。
きっと啓太がこの部分に唇を寄せてくる。
充血してすっかり露出してしまっている尖りに指で触れてみる。思わず声が出てしまうほどいい気持ちだった。
いったい私はどうなってしまったのか?