小説
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恥ずかしい夜⑦
(三) 部屋まで一人で来いってどういうこと? どうして一人で帰ってしまうの…… あまりにも酷いと私は思った。 どうしよう? ともかくコートを羽織ろう。そして…… そして…… 啓太の部屋…
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恥ずかしい夜⑥
ああ、なんということだろう! これでは乳首や乳蕾まですべて見えてしまう…… 恥ずかしさのあまり頬が紅潮し、何がなんだか分からなくなった。ワインや食事が次々と運ばれてきたが、とてもそれどころではなか…
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恥ずかしい夜⑤
私はブルブルと身体が震えているのを感じた。でも確かに、コートを着たままで食事というのもへんだ。 私は意を決して、コートのボタンを外し始めた。でも、指が震えてうまくいかない。ずいぶんと時間がかかって…
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恥ずかしい夜④
(二) 「この間は追い出したようで、本当に申し訳ない事をした。怒って、来てくれないのじゃないかと心配だった」 啓太の顔をみて私は思わず泣き出しそうになった。胸の中に飛び込んで、拳でその胸を叩い…
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恥ずかしい夜③
「あのう……」 「いらっしゃいませ」 きれいに化粧したフロントの女が丁寧にお辞儀をした。 私は思わず顔を赤らめてしまった。コート姿は普通だが、その内は裸同然なのだ。あられもない姿を見透かされている…
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恥ずかしい夜②
その日の朝、私はこの過激な服と赤いピンヒールを紙袋に詰めて、地味な服にローファーという恰好で出勤した。 会社では夜の事を想像して常にドキドキしていて、仕事が手につかなかった。ちょっと考えるだけで股…
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恥ずかしい夜①
(一) クラウンホテルは千代田区紀尾井町にある老舗ホテルだ。 一九六四年の最初の東京オリンピックに際して収容力を増加させるために、国の要請で建てられたとかで、その後、当時の建物の他にさらに…
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刺し貫かれた時間⑫
掃除が再開された。汚物をたっぷり含んだ雑巾が口の上で絞られ、漏斗を通して玲子の口の中にはいる。アンモニア臭が鼻をつき、吐き気が襲ってくる。それをなんとか押え混んで、玲子は注がれる液体を飲み干していく…
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刺し貫かれた時間⑪
「あっ、はいっ……」 玲子は自らの小水の池に顔を近づけ、口を尖らせて一気に啜った。ズズズズと大きな音がした。 「恥ずかしい……」 「どうだ、自分の排泄物はとても美味しいだろう」 なんという屈辱だろ…
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アレクサンドロス戦記(八六) 第四章③
(二)ミレトスの攻防 ネアルコスは怒っていた。 「どうして船を加速できないんですか! 早くミレトスに着かなければ、すべてが台無しになってしまいます!」 ネアルコスは強い口調で抗議した。あまりの…
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