きらめく夜の一部始終④
「あっ、もっと」
思わずそう叫びそうになった。
啓太が笑っている。物欲しそうな顔の私を笑っているのだろう。
「さあ、身体を洗ってあげよう」
啓太はバスローションを手に取ると、私の身体に塗りつけていった。
ぬるぬるとした感触。敏感になっている肌の上を手が滑っていく。それは私をいっそう昂ぶらせ、狂おしいほどの喜悦を与える。
乳房から乳首へ、続いて首筋、背中、腰へと掌が彷徨っていく。
ウエストラインからお腹にかけて、手が無造作に動くと、思わず身体がビクッビクッと反応する。
掌は叢を弄り、恥丘を通ってさらにその先へ、蜜を一杯たたえた花壺へと進んでいる。
「ああーーっ!」
また、あられもない声を上げてしまった。
涎が、だらしくなく開いた口から涎が垂れ下がる。
啓太がそれを啜る、そしてまたディープキス。
指がそっと陰芽に触れた。
電気に打たれたような衝撃が身体中を走る。ビクビクビクと身体が痙攣しているのが分かる。
小休止。痙攣が収まるのを待っているのだ。
「どうしたのかな。こんなになって。こうされると気持ちいいのかい?」と意地悪な声。
「と……とても……恥かしい」私は声絶え絶え。
「じゃあ、これはどう?」
熱くたぎった秘壺の中に、指がぐっと押し入ってきた。
「あああっ……」
指先で上部の肉壁を震わせている。
「ひぃいいっ! だ、だめぇぇーーっ!」
私は必死になって両手で啓太の手を押し戻そうとする。でも、強い力で身動きを封じられてしまう。
私の中に差し込んだ指がいっそう激しく動いている。
「い、い、い、いいわぁああっ!」
また唇が吸われた。もう立っていられない。私はへなへなと床に崩れる。
啓太がシャワーを手に取った。
私の頭から湯をかける。そして、ヘッドを動かして、肩、腹と順番に水流を当てていく。そうしながら、足の指を私のアソコに当てて、くいっくいっと動かしている。
シャワーが乳房に当たる。
「ううううーーっ……」
私は呻く。
「どうしたんだい。どうして身悶えしている?」
「いい、とってもいい……いい、いいの」
私は叫んでいた。
啓太はシャワーのノズルの角度を変える。
「ああ、こんなの、こんなの……」
すっかり感極まっている部分に水流が当たった。
「あああーーっ」
シャワーの角度が微妙に動いている。
「も、もっ、もうだめぇっ!」
「なにがだめなんだい?」
「もう、我慢ができないの!」
「何を我慢できない?」
「ああっ、欲しい……」
「なにが欲しいんだい」
「啓太さんが欲しい……」
「僕の何が欲しいんだい」
私はイヤイヤと顔を横に振る。
啓太がシャワーを動かす。その微妙な刺激が堪らない。
「啓太さんのものを……入れて欲しい……」
「どこに?」
「そんなことえない!」
「じゃあ、願いを叶えてあげられない」
私はもう切羽詰まっていた。早く、思いを遂げたい。それにはお願いするしかない。
すがる様に顔を上げて、私は小さな声でいった。
「玲子の……アソコに入れて欲しい……」
啓太がニコリとした。わかったのだろうか?
でも、すぐにまじめな顔に戻る。
「まだ、駄目だよ」
「ど、どうしてっ!」
「まだ、早いよ。玲子のアソコがどんなに淫らで、嫌らしく変化しているのか、十分に見せてもらってからだよ」
冷たい声がした。これほどまで私を昂ぶらせておいて、私に捌け口を与えてくれないのだ。
私はとても悲しくなって、啓太を睨みつけた。