きらめく夜の一部始終⑤
(二)
私はバスタオルに包まれたまま、ダイニングテーブルに寝かされていた。
ペンダントライトの光がまぶしい。
タオルが剝されて、両膝に手が掛かって、強い力で大開にされる。
なぜ、啓太はこんなことをするのだろう? こんな異常なことを。
「お願いだから、早く、ベッドに連れていって……」
私はすがる様な口調で頼んだ。もう焦らされるのはいやだ。一刻も早く結合したいのに。
「どうしてだい? 玲子の素晴らしい身体をこの眼に焼き付けておきたいんだ」
「いや、恥ずかしいわ……こんな明るい処で……」
「だからいいんじゃないか。良く見えているよ。玲子のアソコが濡れていやらしく光っている――」
啓太は私の股間を覗き込んでそういう。私はもう恥ずかしくて穴があったら入りたい。
「こうすると玲子のすべてがすっかり見えている」
指で花弁を左右に開く。
「ほらっ、きれいだ。赤くて、柔らかそうな肉襞が見えている」
「いや……いやっ……」
と、私は拒絶の声をあげる。
「それほど嫌でもないようだよ。どうしたのかな? ここがヒクヒクと動いている。はやく、舐めて貰いたいといっている」
どうやら、身体が勝手に反応しているようだ。舐めると聞いて、身体が熱くなる。
啓太が私の中心に顔を近づけてくる。アソコに熱い息が当たっている。
私は首を上げて何が起こっているのか見る。私の股間の向こうに啓太の顔がある。紅い舌が伸びる。そして、つぎの瞬間、私の身体に衝撃が走った。
なんという快感だろう! 指とは全く違う感触。柔らかくて、吸い付くよう。
私の敏感な部分が責められている。そこから身体が融けていく。
身体が反応している。ドクドクと愛液が噴き出ているのがわかった。
啓太は指で目一杯陰唇を開いて、その真ん中を舐めまわし、その中に舌を捻り込んできた。舌先が生み出す止めどもない恍惚に酔いしれて、私はいつのまにか腰を揺らしていた。
啓太の舌はまるで生きているかの様に蠢いて、私のもっとも敏感な部分を探り当てると、そこを徹底的に責める。狂おしいばかりの喜悦。どうして、こんなにも私の感じやすい場所がわかるのか? 私は喉を鳴らし、毛穴からたっぷりと汗を噴き出して身体を捩って悶え狂う。
その舌先が充血しきった陰芽に触れる。一段と大きな衝撃が身体を貫いた。
私は喉を反らせ、口をパクパクと動かす。
身体の中にうねりが生じ、それが次第に大きくなっていく。その大きなうねりに私は身を任せた。
衝撃に腰がグンと跳ね上がる。力尽きて落ちる。また跳ね上がり、また落ちる。
啓太はそんな私を押さえつけて、張り裂けんばかりに肥大した尖りを舌先で転がすように愛撫しつづける。
私は大きな声で吠える。
伸びきって、爪先を小刻みに震わせる。
そのうねりが一段落したところで、私は啓太にねだった。
「お願い……早く……入れて……」
これが私の声か?
すっかり泣き声になっている。
そう、それは身体の奥から起こってくる悲痛な叫びだった。