きらめく夜の一部始終⑩
「ベッドへ行こう……」
私は抱きかかえられ、ベッドまで運ばれた。
啓太が頭上の灯りをつけた。
きっと全裸の私が浮かび上がっているのだろう。もし、この部屋を覗いている人がいるなら、浅ましい獣の様な私の姿を目撃するのだろう。
何遍もお預けを食ったせいで、私は炎を上げて燃えていた。
啓太が背後から私を犯していた。依然として彼は余り動かず、私の方がより大きな歓喜を求めて盛んに腰を振っている。
私はサカリのついた牝の獣になった。
深い結合をねだってさかんにお尻を振る。そして、咆哮をあげながら、挿入されたモノから最大の喜びが得られるように身を捩っていた。
私は背後から啓太に犯される喜びに酔いしれていた。もっともっと強く愛して欲しいと思った。
でも突然、啓太が私の中から肉棒を抜いてしまったのだ。
私はまたお預けなのかと唇をかんだ。
でも、今度は違った。啓太は私を仰向きにして、身体の上に乗ってきたのだ。私の脚を掴んで高々と持ち上げ、露出した性器を反り返った屹立で貫いた。
啓太は決して急がない。ゆっくりとした動作で腰を動かし、私の中の敏感な部分を刺激していく。
私はもう天国にも昇る心地で、虚ろな眼で啓太を眺めていた。
そのとき、私は奇妙な感覚に気がついた。
さっきとは違う場所を突かれていた。
子宮口を突かれているときとは違って、なにかオシッコに行きたいよう感覚が沸き起こってくる。
こんな時にオシッコなんてとお腹に力を入れる。
変な感じが強くなってくる。きゅうっと締め付けられるような感覚がドンドンと強くなっている。
啓太の動きに力がこもってきた。私の上部の壁をトントンと小気味よく突き上げる。
なんともいえない快感が押し寄せてくる。それは次第に大きくなって、とてもじっとしていられないほどになった。
ああ、もう堪らない!
「あああっ……そこは……だめぇ……」
私は呻いた。大声をあげて反応した。
啓太が動くたびに、私は天国に近づいていた。
私は感極まった声を上げる。そして、もう限界まできていることを告げた。
「ああーっ……だめ、だめ、もう、イキそう……」
ああ、なんということだろう。そこで、啓太は動作を止めてしまったのだ。
また、お預けだ。
あと一歩というところで、私は放り出されてしまった。
「いや……止めないで……もっと欲しい……」
私は哀願するが、「だめだよ。そんなに簡単にイッちゃあ……」と啓太はにべもない。
一呼吸置いて、再び啓太が入ってくる。
責められる場所が変わった。今度は子宮口だ。先程の痛みはもう感じない。
そのかわり――恐ろしいばかりの歓喜が襲ってきた。
「ああーーっ……いいわっ……イキそうっ……」
私は声を上げた。すると、また啓太は怒張を引き抜いてしまう。
どうしてぇっ!
どうして、私をイカせてくれないのっ!
啓太がベッドの上に仰向けになった。屹立がまるで天を射るかのようだ。
「僕の上に跨ってごらん」
私はすぐに脚を開いて啓太に跨がり、彼のモノを手に取ると、自らの濡れて開ききった部分に当てがいぐっと腰を沈めた。