刺し貫かれた時間⑥
もう、ダメだっ!
酸っぱい物が胃の中から込みあげて来て、口の中に溢れた。
ゴボッ、ゴボッ。
咽せた瞬間に胃液が口端からこぼれる。
男はそれに気付いて肉棒を抜いた。
「オェーッ。グゥッ、グゥワアァッ!」
玲子は口の中の胃の内容物を一気に吐き出した。
吐瀉物が乳房の上に撒き散らされて、その一部が男の腹にかかった。
「何をするっ!」
そういうと、男は平手で思いっきり玲子の頬を打った。
「す、すみません」
「沮喪しおってっ! 今度、吐き出したら、ただじゃすまんぞっ!」
男は凄みの効いた声で玲子を脅す。
「さあ、続けろ。儂をイカさないと、排尿できないのだからな」
「辛いです……どうか、旦那様……もうお許しを……」
玲子は吐瀉物に塗れた哀れな顔をあげた。しかし、その口に男は再び怒張を喉の奥まで突き入れた。
また、猛烈な吐き気が押し寄せる。
玲子は身体を折り曲げ、迫り来る嘔吐に堪えた。
がっしりと髪をつかまれ、いっそう深くまで、巨大な一物を突き入れられる。
玲子は身体をくねらせてもがいた。
や、やめてっ、もうっ、耐えられないっ!
ピストン運動が始まった。
喉が何度もこじ開けられ、巨大な肉棒がその中を往復する。
「うぐっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ、うぐっ」
嗚咽ともなんとも判別できない奇妙な声だ。
胃液がこみ上がって来るが、喉が塞がれているために吐き出せない。呼吸も出来ず、ただ男の動きを受け入れるしかない。
怒張が引き抜かれた。自由になった玲子は背中をうねらせて、何度も胃の中の物を吐き出した。
「また、やりおったわ!」
「しょうのない女ですな。この程度のことを我慢的できないとは」
玲子の下腹部に竜造の手が伸びた。そして、ぐっと押しつけられる。
「やっ、やめてくださいっ! お、おなかが痛いんですっ!」
「膀胱がパンパンに膨れあがっているんだろう。可哀想にな。だが、栓をしているから、漏らすこともできない――」
竜造が尿道のリングを弄ぶ。ゼリーの麻酔効果はすでに大方消え去っていて、無理矢理に拡張を受けている尿道が痛み始めていた。
「ひどい……」
「待ってろ、もっとひどい事をしてやる」
竜造はポケットから何やら取り出して、そのリングに結びつけた。
「さあ、このスイッチを入れるとどうなる?」