刺し貫かれた時間⑦

「や、やめて……」

竜造がスイッチを押した。

「ああっ、や、やめてぇっ! 苦しいっ……」

ウンウンと音を立てているローターの振動がブジーを通して、尿道から膀胱にまで伝わってくるのだ。

「満杯の膀胱が刺激されると、そりゃあ苦しいだろう」

 竜造が意地悪く笑う。玲子は脂汗を滴らせて、その残酷な責めに耐えている。

「これはどうだ?」

ローターの動きが変わった。振動が不規則になる。静かになったかと思うと、急に大暴れする。どんな刺激がくるか読めないので、身構えることができない。

「あああっ、そんなぁっ、うううう、うわああっ、うう、も、もう、やっ、やめてぇえーっ!」

玲子は悲鳴を上げた。悲鳴を上げるたびに腰が動く。その拍子にローターが揺れてブジーに触れ、より大きな振動となって尿道と膀胱が刺激される。

「だ、だめですぅっ! も、も、もう、お、お、オシッコがぁあっ!」

「相当苦しそうだな。じゃあ、こんなのはどうだ」

竜造は手に持ったものを玲子に見せた。

「これは、驚異のハイパワーがうたい文句のバイブレータだ。ヘッドの部分にピンポイント刺激のための突起がついている」

「な、何をする!」

玲子は身構えた。

「こうするに決まっている」

竜造はそのバイブを玲子の下腹部に押し当てた。

「満杯になって緊張している膀胱を、これで優しく揉みほぐしてやろう」

「や、やめてえっ!」

こんな状態で振動を加えられたら、いったいどうなってしまうのか。

竜造がスィッチを入れた。無段階のダイヤルスイッチになっていて、最弱部が毎分千五百回転、最強部が八千回転である。

「ああ、もう、だめっ、でちゃうっ、でちゃうっ!」

玲子が金切り声をあげる。

 その忌まわしい器具を当てられた腹部が細かく振動している。

竜造が指でダイヤルを回す。グィーーンと大きな音がして、機械が暴れ出した。

「ダッ、ダッ、ダメーェッ! も、もれちゃあうぅーっ!!」

玲子は切羽詰まった声をあげる。

「いやあっ、もれちゃあうぅよぅ!」

「もれはしないさ。しっかりと栓されている」

竜造が笑う。

「さあ、準備ができました、旦那様、続けて下さい」

男は満足げに頷くと、玲子の鼻を摘まんで、開いた口の中に肉棒を差し込んだ。

「むぐぐぐぅぅううううっ!」

玲子は呻く。

なんという仕打ちだろう――破裂寸前の膀胱を刺激する。尿道には太いプラグが差し込まれていて排尿できない。そのうえ根元に結びつけたローターで尿道プラグが振動するのだ。そして、口の中一杯に猛り狂う男根を咥えさせられている。

男は腰を前にぐいっと突き出し、喉の奥に亀頭をめり込ませる。その状態で男はグラインドを始めた。

く、苦しいっ! 死んでしまうっ!

玲子は心の中で悲鳴をあげた。胃液が口からあふれ出す。だが、男は腰の動きを止めないばかりか、益々、強く突きあげていく。

竜造がバイブを下に動かし始めた。

下……そこにはクリトリスがある。そして、ブジーが刺さった尿道が!

 バイブの激しい振動がブジーに伝わってきた。

ヘッドがクリトリスに触れた。

 うぇぇぇぇぇえええええええっつ!

 玲子の身体全体に電撃が走った。

  • 筆者
    office-labyrinth
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