第四話 祭り⑫

2020年03月16日

私は尼になる。頭をツルツルに丸められ、アソコも無毛の尼になる。そして……この衝立の彫り物のように、犯される!
犯される。いろんな体位で犯される。こんな浅ましい格好で、ギロチンに繋がれたまま、背後から、固くて、太くて、大きくて、反り返った肉棒をアソコに突っ込まれて、ぐいぐいと秘肉をねじ回されて、その上で子宮を突きまくられるのだ。

私は、とっても感じて、たっぷりとヨガリ汁を垂れ流す。アソコの割れ目から、泡だった白いヌルヌルした体液を吐き出して、奥までスムーズに肉棒が動くようにいざなう。

私は腰を振る。犯され、喜びながら腰を振る……それから、あの尼さん達の無残な姿! 私もあんなふうになるのだろうか?
なんだかアソコがむず痒い。これは妄想ではない。本当に愛液がどんどんあふれ出ている。

熱い、アソコが熱をもっている。ああ、痒い、痒い、痒くてたまらない!
「どうした? なんかつらそうだが。頭を動かすなよ、もちっと、じっとしとれ」
猛が私の眉毛を剃っている。どうして? どうしてそこまでするの? 両方の眉毛も剃り落とされ、濡れタオルで顔と頭が拭われる。
白い布が片付けられた。猛が私の前に座って、私の顎を脚の間に挟む。

今度はいったい何?
「毛抜きで睫も抜けとのことだ。ガマンしてくれ、すぐ終わるから」
瞼が指でつままれる。毛抜きが近づいてくるのが見える。
「痛いっ!」
「悪いな、一本ずつ抜くよりほか、方法がないんぞ」
私の頭を男二人で押さえつけて、一本、また一本と抜いていく。これは普通ではない! こんなの普通ではない! 絶対、普通じゃない!!
睫の次は鼻だった。毛抜きが届くところの毛はみんな抜かれてしまった。
「小栗さん終わりました。もう一本の毛もない」
「よし、よし、上出来だ、じゃ信助、鏡を持ってこい。この女に自分の顔がどうなったか見せてやろう」

これが私? そもそもごれが人間の顔だろうか?
鏡の中にあったのは、髪の毛をすっかり剃り上げられた白い蛇のような頭。眉と睫がなくなり、白い顔に虚ろな眼だけが光っている。そして、薄気味悪いほど紅い唇。尼というより……まるで化け物!
でも私には、顔などどうでもよくなっていた。先ほどから、痒みがどんどんひどくなっているのだ。アソコ、それから肛門が熱をもって、ズキンズキンと疼いている。小栗さんが私の中に塗り込んでいたもの。瓶の中のドロリとした白い液体。

あれのせいだ。あれのせいで気が狂いそう!

  • 筆者
    office-labyrinth
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