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アレクサンドロス戦記(六二) 第三章③
(二)遭遇 ソロンの手記 私、ソロンは「グラニコス河畔の戦い」について記すことにする。 これはマケドニア軍とペルシア軍の最初の合戦だが、決して両軍の決戦という訳ではない。だが、王の伝記作家カリステ…
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アレクサンドロス戦記(六一) 第三章②
夜の帷が下りようとする頃、ニコは再びその天幕を訪れた。 なんと長い一日だったろう。ニコはずっとこの天幕のことばかり考えていた。 ここにいる少女ははいったい誰だろう? どうしてアリスタンドロスの…
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アレクサンドロス戦記(六〇) 第三章①
第三章 グラニコス河の戦い (一)ニコ、粥を配る アリスベの野営地は閑散としていた。つい二日前は沢山の天幕がところ狭しとひしめき合っていたのだ。もともとマケドニア軍の前哨基地で、それほど場所が広くな…
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(二〇)幸田露伴「風流仏」②
幸田露伴「風流仏」の後半である。 珠運はげっそりとやつれて何も手につかない。こんな珠運をなんとか元へ戻そうと、宿の主人は彼に作品を作るようにそそのかす。ようやくその気になった珠運は前にお辰が住んで…
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(十九)幸田露伴「風流仏」①
今回は幸田露伴の「風流仏」を取り上げる。この作品は明治二二年九月に吉岡書店「新著百種」の第五号に発表された。露伴の処女作は「露団々」であるが、それはさほど評判にならず、この「風流仏」が彼の出世作とな…
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(十八)尾崎紅葉「二人比丘尼色懺悔」
明治二一年には特筆すべき小説が発表されていないので、明治二二年に移る。この年は山田美妙が「胡蝶」と「いちご姫」を発表し、人気絶頂にあり、そして後に「紅露時代」と呼ばれるまでになる人気作家、尾崎紅葉と…
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(十七)二葉亭四迷「浮雲」
明治二〇年に発表された小説として、次に取り上げるのは二葉亭四迷の「浮雲」である。言文一致体で書かれているのは前回の山田美妙と同じだが、こちらは近代小説の始まりとなる作品として高く評価されている。 …
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(十六)山田美妙「武蔵野」
まず最初に山田美妙の「武蔵野」を取り上げてみよう。 山田美妙という作家をご存知だろうか? 先の検索結果が物語る様に、彼はすっかり忘れさられた作家である。だが、山田美妙は二葉亭四迷と同時期に、言文一…
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(十五)明治二〇年代の小説を読む
前回、明治以降の作家の検索数トップ二十を披露した。「次回からは、カテゴリー・分野別にどのような作家が読み継がれるのかについて考察してみよう」としたのだが、ずいぶん時間が開いてしまった。…
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(十四)読み継がれる作家トップ二十
さて、いよいよ検索ボリューム数のトップ二〇であるが、つぎの様になった。 一位 太宰治 一一万件 二位 三島由紀夫 九万件 三位 夏目漱石 六万件 四位 芥川龍之介 六万件 五位 宮沢賢治 …
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