Ⅰ奴隷への道
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エロスの涙が滴る⑧
少しでも疼きを抑えようと、玲子は下腹部の筋肉に力をいれ、肛門を締めた。だが、それは逆効果だった。いったんは疼きを止めたと思ったが、下腹部の筋肉の緊張がより激しい突きあげるような衝動を誘発したのだ。 …
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エロスの涙が滴る⑦
身体が燃え盛っているのに、縛られている為に手を伸ばして慰めることもできない。欲情がどんどん蓄積し、ふつふつと湧き上がらんばかりになっている。胸の奥から凄まじい衝動が突き上げてきた。もう、一刻の猶予も…
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エロスの涙が滴る⑥
(二) 【言葉嬲り】 黒鬼の手帖から 文字通り、言葉で被験者を嬲る責めである。直接、手を下さず言葉だけで辱めを与える。「羞恥責め」に分類される。すべての刺激は脳で処理されて快感を認識するので、言葉によ…
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エロスの涙が滴る⑤
総髪の男が玲子のすぐ前に坐った。 股間の痛痒感がひどくなってきた。腰がひとりでにくねくねと動いてしまう。あまりの痒さにとてもじっとしていられない。 「腰が動く度に、淫らな唇がピクピクと動いているぞ…
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エロスの涙が滴る④
黒鬼の手帖から 【催淫責め】 「催淫責め」は、被験者に媚薬・催淫剤を内服する、あるいは皮膚や粘膜に塗布して、強制的に性欲が異常に昂進し、極度に性感が増大した状態に至らしめ、その一方、緊縛などによって身…
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エロスの涙が滴る③
片足を上げて爪先立ちになった不安定な姿勢で玲子は鴨居から吊られていた。 苦しかった。どのくらい立っていられるか不安だった。 試しに踵を下ろしてみると、体重が胸縄に掛かり、腕が引っぱり上げられて関…
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エロスの涙が滴る②
「きついか?」 竜造が訊いた。答えないでいると、 「これはどうだ?」 腕がぐっと高い位置に持ち上げられ、関節がギシッと音をたてた。 「ああっ、キツイ!」 玲子は顔を顰めた。 「よし、このくらいに…
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エロスの涙が滴る①
(一) 【後手縛り】 黒鬼の手帖から 数ある緊縛法のうちで「後手縛り」は基本中の基本をなすもので、様々なバリエーションを持つ。そもそも緊縛法の原点ともいうべき捕縄術が首を中心とした縛りであるの…
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すべては秘密の夜から⑤
啓太は私をソファーに座らせて、「しばらく、くつろいでいて下さい」というと、背を向けてキッチンで忙しそうにしている。 「あのう、何かお手伝いしましょうか?」 ためらいがちに啓太の背中に声をかけた。 …
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すべては秘密の夜から④
(三) 啓太からは何ひとつ連絡がなかった。 名刺にあった携帯の番号に何回も電話を掛けてみたが、いっこうに繋がらない。あれから二週間が過ぎていた。私はもう啓太の事を諦めようと思った。 そんな…
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