Ⅰ奴隷への道
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すべては秘密の夜から③
(二) レースのカーテン越しに朝の日差しを感じて、私は目を覚ました。 胃の辺りが重く、吐き気がする。 ここはどこだろう? ハッとして私は起き上がった。 着ているものを見る。 男物のパ…
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すべては秘密の夜から②
「グラスが空いています。どうですか、もう一杯? ちょっと面白いお酒がありますよ」 啓太が悪戯っぽく笑った。なかなか魅力的な笑顔だった。 「どんなお酒なんですか……?」 啓太はバーテンダーの方を見る…
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すべては秘密の夜から①
(一) 「さあ、どうぞ」 バーテンダーが褐色のカクテルが入ったグラスを真理絵の前に置いた。オレンジが添えてある。 「わぁっ、きれい。これがセックスなんだ!」 真理絵が驚嘆の声を…
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私のやさしい調教師⑥
「どうだ、きれいに取れているだろう。ワックス除毛という古くからある方法だ。ほら、ツルツルになっている」 「ほんまや、これはええわ。ほんまツルツルになっとるわ」 田中のはしゃぐ声が聞こえた。 「どうな…
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私のやさしい調教師⑤
そこへ竜造が小さな鞄を提げて戻って来た。 「仲良くやっているな」 竜造は田中の手にある陰毛に眼をやって、「ほほう、毛を抜いたのか。それは手回しがいい。では続いてお前にこの叢の掃除をまかせよう」と笑…
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私のやさしい調教師④
(三) 部屋には燦々と日が差し込んでくる。玲子は太陽に向かって脚を大開きにしていた。身体を動かそうともがいても、革紐で椅子に縛り付けられた身体は微動だにしない。 竜造の先ほどの言葉から、玲子…
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私のやさしい調教師③
(二) 【除毛】 黒鬼の手帖から 除毛の歴史は古い。古代エジプトでは体毛は不浄なものとされており、除毛することの方がむしろ普通であった。現在でもイスラム圏ではこの風習が続いている。また、世界的…
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私のやさしい調教師②
調教とは、文字通り「調べ」を教えることだ。 調べを整えるのが「調整」、調べを合わせて一つにするのが「調和」、調べを正しく律するのが「調律」、そして、調べを教え込むのが「調教」だ。 女の身体に「調…
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私のやさしい調教師①
(一) 竜造は眼の前の獲物を舐め回すように見つめていた。 岩室玲子――そういう名前だった。さっき、奴隷契約書の署名を見たのだ。 男の借金のかたとしてここにやって来た。 いい女だ。 すこ…
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めくるめく出会いの風景⑥
「いらっしゃいませ……」 バーテンダーが暖かい声で私たちを迎え入れた。すでに数名の男女の客がおり、どこに座ろうかと迷っていると、彼は奥の席を勧めた。 「今夜は寒いですね。コートは壁の処に掛けてくださ…
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