遠山ケイ

  • 第四話 祭り⑨

     ズンズン……ズンズン……ズン  私は信助に命じられるまま、寒さに震えながら歩いた。冷たい風の吹く戸外を全裸で歩くのは辛かった。上半身は依然として麻縄で縛られたまま、恥毛はすっかり剃り上げられて秘部が…
  • 第四話 祭り⑧

    (四)  ズンズン……ズンズン……ズン  社の中に戻ると、冷えきった私の身体を信助がバスタオルで包み込むようにして、丁寧に拭き上げてくれた。  その間、彼は一言もしゃべらない。決して私を支配していると…
  • 第四話 祭り⑦

    「たくさん、溜まっとるわ……」  信助がオマルの中を見て感心している。私は恥ずかしさのあまり、ただうなだれるばかりだった。 「もう一回ぞ……」信助はもう一本浣腸液をお腹の中に押し込んだ。 「もう、こん…
  • 第四話 祭り⑥

     ズンズン……ズンズン……ズン  太鼓の大きな音がした。  表に出てみて、ここがどこか分かった。ここは永年寺の奥にある社の裏だ。木々が鬱蒼と生い茂り、昼でもなお暗い。  子供の頃……この辺りで遊ぶこと…
  • 第四話 祭り⑤

    (三)  ズンズン…ズンズン…ズン  太鼓の音がする。まるですぐ側で叩いているようだ。  暗い……ここはどこだろう? 身体が動かない……どうしてしまったのか?  私は床の上に転がっている。腕が背中の後…
  • 第四話 祭り④

     「長旅で疲れたろ。まだ皆んな揃わんから少し待ってもらう」  そういうと猛は私の荷物を持って歩きだした。神社から少し歩く。このあたりに村でたった一軒の食堂があったはず。でも、そこは入口にトタン板が打ち…
  • 第四話 祭り③

    (二)  ズンズン……ズンズン……ズン  祭りが行われる永年寺の前に差し掛かると、太鼓の音が大きくなった。  境内は今夜の祭りの準備で忙しそうだった。前にトラックが止まっていて、係りの人が忙しそうに照…
  • 第四話 祭り②

     小学校の前を通り、よろずやの角を曲がる。そこには母の生家がある。今は母の妹の珠江さんの家だ。珠江さんは、私たちがこの村を出て行った後も、我慢強くこの地で頑張っていた。今は、先ほどの小学校に、国語の教…
  • 第四話 祭り①

    (一)  ズンズン……ズンズン……ズン  低い音が村中で響いている。いや、私の頭の中で響いているのだろうか?  それは執拗に繰り返され、私の身体に響きわたる。その明確に刻まれるリズムは身体を揺さぶるよ…
  • 第三話 電車通学⑥

     しばらく、そうしていたが、突然、男は私の口から肉棒を抜き、私の頬を平手で叩いた。 「下手くそ。もっと、口を細くして、締めるんだ」  男は再び口の中に入ってきた。  私は口をすぼめて、男の怒張を強く吸…